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松下電器vsジャストシステム 裁判 [ニュース]



 PC関連の訴訟で印象深いのは現パナソニックとジャストシステム社のそれだ。


 わしの記憶では、かつてパナソニックが、ウインドウの右上にはてなマークのボタンがあって、それを先に押して任意の箇所をクリックすると簡単な説明が現れるというシステムの特許を持っているとして、ATOKや『一太郎』で根強い人気があるジャストシステム社を訴えたというものだ。


 もしかしたら、ボタンを押したときに、カーソルに〈?〉が乗るというのが特許権の侵害だったかも知れない。


 あの時、ネットでは、昔からある技術なのに誰も特許をとっていないのを幸いに、パナソニックが勝手に特許を取得し、困りそうな相手を選び訴訟をおこしたというので、かなり話題になった。


 もともと松下は「まねした」と揶揄されるほど、他社が開発したアイデアを真似して、多くの付加価値を付けて売るというので有名だった。


 そんなパナソニックが、わしでもアイデアが浮かびそうな、そして技術的にも大して難しくなさそうなゴミのような特許を楯に訴訟を起こし、かなり抗議の電話やメールが寄せられたそうで、不買運動などの運動も相当活発に動き出していた。


 大きく端折るが、一審ではジャストシステムが負け、控訴した結果、大逆転でジャストシステムが勝った。


 そして松下には上告という手もあったが、それは自ら断念し、二審判決が確定したというものである。


 記憶が薄れていて相当頼りない情報だが、控訴審のとき、裁判官が5人の裁判だった。


 わしは裁判が始まった事を聞いたときに、販売中止をされそうになっていた一太郎2005(花子・三四郎を含むバージョンアップ版)を応援の意味を込めて購入した。


 そう、わしは何を隠そう一太郎・花子フリークなのだ。 (^_^)v


 一連の経過はパテントサロンというHPに整理されている。

そのページは こちら → 


 松下が上告を断念した理由は憶測の域を出ないが、ネットに端を発した運動に恐れを成したのではないかと考えている。


 ゴミ技術でも松下が特許を取るのは構わない。中国あたりの目端だけが利く人間に特許を取られるより、松下が取ってくれていた方が有り難い。


 ただ弱い所を見つけて困らせるということは、金輪際するなよ。もう懲りただろう。


 できたら、商標登録でいろいろやっておいてくれないかな。


 何故なら、松下さんとこは、いろいろ特許をはじめ意匠・商標などを研究されて、真似をしてこられた社史をおもちの会社だから、中国人が考えそうな商標登録の傾向にも精通なさっていると思うからである。 (・・;)

 
 わしはとっくの昔に、自分の中でのパナソニック不買運動は終了している。


 ただ今のところ購入したものは洗濯機しかないのだが……。




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