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本の話4 [読書]

 あれから、少し間があいてしまった。

 今、読んでいる本は、『フリーエネルギー、UFO、第3起電力で世界は大激変する』だ。



 井出治という人の本だね。この人の名は昔、聞いたことがある。もしかしたら読んだのかも知れないし、この本の序文・推薦文を書いている船井幸雄氏のどれかの著作で知ったのかも知れない。

 船井氏は企業のコンサルタント業をしながら、不思議現象をウォッチしてきた人だ。

 おじさんも不思議大好き人間だから、船井氏の本はよく読んだ。今振り返ると50冊ぐらいは読んでいるかも知れない。

 最初、相当警戒しつつ読んでいたが、終いには、船井氏の本を読み、中で紹介されている不思議人間の本をひとしきり読み、また船井氏の書籍に戻り不思議人間をさがす、といったことを繰り返していた時期もあった。

 船井氏は何か日本の行く末の鍵を握る人だと、おじさんは感じる。

 近頃、氏はコンサルタント業の方は引退し、『日月神示』と『聖書の暗号』の研究をされているようだ。




 著者の井出氏よりも船井氏のことばかりになってしまった。

 井出氏の本のテーマは一言で言えば、フリーエネルギーの研究に関するものだ。

 フリーエネルギーとは、空間に無尽蔵に存在し、うまく取り出せれば、費消したエネルギーよりも、取り出したエネルギーの方が多いという現象を起こさせるエネルギーである。簡単に言えば、一度、モーターを回せば、後は発生したエネルギーをフィードバックさせてモーターを回転させ、永久に回り続けることになる。いわゆる永久機関というやつだね。

 例えば、余剰エネルギーを発電に回し、電気として蓄積して、他の電灯や家電製品等に回したり、そのモーターを登載した真の意味での電気自動車も可能だし、家庭に1台あればそれで足りるので、何より、原発をはじめとする大規模な発電所が不要になり、電柱も不要になる。環境にも経済にもやさしく、景観の美しい世の中になるだろう。

 MIMIMONおじさんは、真面目で夢があるこの手の本が一番好きだ。著者は、テレビに登場する妙なオヤジではなく、ひたむきでまじめな科学者・研究者だ。



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本の話3 [読書]

 久しぶりに読書の話をしよう。

 前に書いてからも読破した数は少しずつ増えている。

 今は二日前に買った佐藤 優氏の『人たらしの流儀』をほぼ読了している。

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 著者は説明するまでも無いと思うが、もと外務省で情報活動をしていた人物である。近頃、小説を書いたという話しも聞いたけれど、まだそれは読んでいない。

 内容を一言で要約するなら人脈構築術とでも言えようか。

 インタビューの形態をとっているので、非常に読みやすく、示唆に富んでいる。

 おじさんが面白かったのは、わざわざ1章を立て、本筋の人脈構築術から逸れて、婚活―ここで問題となっているのは女性―という行為は、『資本論』でいうところの価値の交換時に初めて値が付くという資本主義そのものであるとの氏の分析である。

 砕いて言うと、女性が婚活をするのは、自分の価値を確認する行為だと言うわけだね。だから、自分自身の絶対的価値基準を作れと説く。

 うーん、そうかも知れないが、おじさんの感覚ではちょっと違うような気がする。切実な事情がある人が、交換価値が無い、あるいは低いということを確認する行為とは思えないからだ。

 だが、そんな人なら婚活はしないのかな? どんな人でもある種の人にとっては交換価値があるから、婚活する。つまりは自分の価値を知っていて、そのある種の人の目にとまる事を期待して活動するのだから、結局は価値の確認になるのか。

 氏がいかなる思想信条の持ち主かおじさんは知らない。数冊しか読んだことがないから。

 だから、おじさんは、これを読むべきだと推薦するつもりはない。むしろおじさんにとっては珍しい部類の書籍に属する。若くて今後有能な人物と見なされたという人は読むといいよ。

 実践的でためになる本というのは、おじさんの読書遍歴の中では少ないね。だから、いつまで経っても、交換価値の低い人間のままなんだけどね。(^^; ....

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